ホーム>Biot Blog>2018年6月

2018年6月

タイヤホイールからのカチカチ音...-2

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

201861423451.jpg

▲アルファード 後期 Biot brembo 6Pot-R

 

走行中に、気が付いたら「カチカチ…」となった事はありませんか? 先日のホイール洗浄の続きです。

 

しばらく、お客さんに車両をお返ししていたところ、また「カチカチ…」と音がすると連絡があり、しばらくお預かりして調べることになりました。

 

前回同様、洗浄してホイールをつけて走行…、音がしなくなりました。 そのまま数日、試乗を繰り返すと、何もしていないのに「カチカチ…」と同じような音が…。

 

やたらとやっても解決しないと思ったため、少しの間、考察…。 ホイールを外すと一時的に音が消えると思いついたところで、ホイールを外して、ブレーキ周りを点検。

さらにホイールを眺めて、センターカラーが付いているのを思い出し、測ったり、ホイールやハブ側にあててみたり、かなり遊びがあり、カタカタとしている感じはある…。

201861423431.JPG

 

 

初期の装着時は、遊びがあることを認識していたため、センターカラーの内径部にグリスを塗布して装着していたのですが、「カチカチ…」にとらわれすぎ、洗浄したりを繰り返すうちに、きれいになっており、見落としていたようです。

201861423551.jpg

 

 

自分たちには、まったく関係の無い部品ですが、取付作業の一部として、取り組んでみました。

 

何か、収まっている向きや角度の様な事で、「カチカチ…」と音がしていたようです。

 

色々な音の種類もあるでしょうから、今回のお話が当てはまるかはわかりませんが、参考になればと思います。

BMW E46 ALPINA B3 ブレーキ Biot brembo 装着

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

 

201861072812.JPG

▲BMW E46 ALPINA B3 ブレーキ Biot brembo

 

BMW E46 ALPINA のブレーキ交換です。

E46 320Îに装着していたブレーキキットを移植しました。

 

リアのインナーシューのサイズが違っていたため、インナードラムを製作しました。

201861072838.JPG

▲Biot インナードラム

 

 

合わせて、再研磨して再度組み直しして装着です。

組付け後は、三次元測定機で測定しましたが、再研磨したため、制度は新品時と同等です。

201861072754.JPG

▲Biot では三次元測定機で全品精密検査

 

フロントは、F50 355φ、純正は325φからのサイズアップです。

20186107296.JPG 201861072929.JPG

 

リアは、Lotus 342φ、純正は320φでした。

201861072950.JPG 201861073010.JPG

インナーシューが大きくなっているため、320Î用のリアLotus 342φは、装着時に少し加工とシューの脱着が必要でした。

201861073718.JPG  201861073745.JPG

 

詳しくは、Biot euro フロント Brembo 4Pot F50 キャリパーキット 355φをご覧ください。

Biot サスペンションキット trois ヴァンガード ACA38W

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

 

20186823321.jpg

▲Biot サスペンションキット trois

 

ヴァンガード ACA38W ヴァンガードのサスペンションキット装着です。

 

リアのショックアブソーバーが極端に短く、ショックアブソーバー上下が共にブッシュタイプになっているレイアウトです。

 

Biot では、リアに2Way別タンクタイプのショックアブソーバーを採用し製品化しています。

201868233141.JPG

▲Biot 別タンクショックアブソーバー

 

完全自社設計、自社制作のこの別タンクショックアブソーバーは、単筒式でありながらリニアな減衰調整を実現しています。

別タンク内に減衰調整機能を持ったワンウェイバルブを設定し、色々な車種や仕様に対応できるようにしています。

201868233228.JPG

 

 

装着時には別タンクの位置が調整できる自在ジョイントでホースが設計されています。

ジョイントも自社設計ですので、自由なレイアウトを可能にしています。

 

 

フロントは、成立単筒式のストラットタイプで、ショックアブソーバー上部で減衰調整が可能です。

201868233053.JPG

▲Biot 成立単筒式 ストラット用サスペンションキット

 

ストラットボトムを別部品で製作しているため、全長も調整可能です。

201868233256.JPG

 

アッパーマウントはキャンバー調整機能があるため、細かな調整を可能にしています。

201868233029.JPG

▲Biot 調整式アッパーマウント

 

詳しくは、別タンク仕様サスペンションをご覧ください。

ディスクローターの構造-1

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

20186881157.jpg

▲Biot ディスクローター

 

ディスクローターの種類についての説明です。

ディスクローターには、大きく分けて3つの種類に分かれます。

 

1ピースローター、2ピースローター、3ピースローターとなります。

 

1ピースローターは、名前の通り一体型で形成されていて、低コストであまり大きな径は製作されていません。

20186881117.jpg

▲Biot 1ピースローター

 

ベンチレート部も販売されている製品は純正も含めてほとんどストレートフィンです。

20186881137.jpg

ベンチレート部に左右の形状を持たせると、1ピースローターは左右の素材を製作する必要があり、費用が倍増し、低価格の意味がなくなります。

 

スリット加工のみで左右を分けていますので、ローターは左右共通です。

大きな径を製作して高効率、高性能を追及しても、価格が高くなり、何より重たくなります。

低価格で純正の補修としてが一般的な設定です。

 

2ピースローターは、ローター部とアルミ製ベルハウジングの2つを特殊な専用のボルトナットで固定しています。

20186881035.jpg

▲Biot 2ピースローター

 

2ピースローターは、1つの素材を左右に削り分けることができるため、ベンチレート部の形状は、自由に設定できるため、カーブフィンを採用し、冷却性能を重視しています。

20186881053.jpg

 

ディスクローターは、ローターの内径部から走行風を取り込み、外径部へ排出しています。

 

このため、フィン形状がカーブフィンにすると、冷却効率が大きく向上します。

 

 

3ピースローターは、2ピースローターに、インナードラムを追加して特殊な専用のボルトナットで固定しているものです。

20186881015.jpg

▲Biot 3ピースローター

 

インナーシューのリアブレーキに使われています。

ディスクローターの構造-1

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

20186881157.jpg

▲Biot ディスクローター

 

ディスクローターの種類についての説明です。

ディスクローターには、大きく分けて3つの種類に分かれます。

 

1ピースローター、2ピースローター、3ピースローターとなります。

 

1ピースローターは、名前の通り一体型で形成されていて、低コストであまり大きな径は製作されていません。

20186881117.jpg

▲Biot 1ピースローター

 

ベンチレート部も販売されている製品は純正も含めてほとんどストレートフィンです。

20186881137.jpg

ベンチレート部に左右の形状を持たせると、1ピースローターは左右の素材を製作する必要があり、費用が倍増し、低価格の意味がなくなります。

 

スリット加工のみで左右を分けていますので、ローターは左右共通です。

大きな径を製作して高効率、高性能を追及しても、価格が高くなり、何より重たくなります。

低価格で純正の補修としてが一般的な設定です。

 

2ピースローターは、ローター部とアルミ製ベルハウジングの2つを特殊な専用のボルトナットで固定しています。

20186881035.jpg

▲Biot 2ピースローター

 

2ピースローターは、1つの素材を左右に削り分けることができるため、ベンチレート部の形状は、自由に設定できるため、カーブフィンを採用し、冷却性能を重視しています。

20186881053.jpg

 

ディスクローターは、ローターの内径部から走行風を取り込み、外径部へ排出しています。

 

このため、フィン形状がカーブフィンにすると、冷却効率が大きく向上します。

 

 

3ピースローターは、2ピースローターに、インナードラムを追加して特殊な専用のボルトナットで固定しているものです。

20186881015.jpg

▲Biot 3ピースローター

 

インナーシューのリアブレーキに使われています。

ピロブッシュ/ピロボールジョイント S2000-2

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

 

20186642134.jpg

▲ピロブッシュ/ピロボールジョイント S2000

 

S2000 AP2 用のフロントとリアのアッパーアームのブッシュ交換です。

 

アームをお送りいただき、ご購入いただいたブッシュの圧入作業を行ってから返却いたします。

新品のアームに圧入作業を行ってからの発送も行っています。

 

20186642238.JPG

 

S2000の様なWウイッシュボーンの車両で、一つのアームのボディー側に2ヵ所、純正は同じブッシュが使われていることが多くあります。

 

Biot では、一方のブッシュ(通常はフロント側)をフランジ付きにして、もう一方を引っ掛かりのない形状にしています。

20186642323.JPG

▲Biot アッパーアームピロブッシュ

 

 

これは、圧入してアームを装着後、走行時にズレが発生してアライメントがくるったり、破損の原因にならないようにと考えています。

両方ともにフランジ付きのピロブッシュにすれば…?と思われるかもしれませんが、ピロブッシュは純正ゴムブッシュと異なり、スラスト方向(装着時の前後方向等)には、動かないためです。

緻密に計算して設計していますが、車両によってほんの少しづつの個体差はあります。

 

フランジ付きのブッシュ(通常はフロント側)をアームに当たるまで圧入すると、そこが基準となります。

20186642420.JPG

▲Biot フランジ付きピロブッシュ

 

もう一方のアームを圧入したあと、寸法を測って再度圧入によって多少の調整が可能です。

2018664252.JPG

▲Biot ピロブッシュ リア側

 

サイドカラーを装着して、純正ブッシュと比較計測します。

2018664264.JPG

▲Biot ピロブッシュ 単体計測

 

2ヵ所のブッシュにサイドカラーを装着して、外または内寸法を計測します。

20186642543.JPG

 

 

車両に仮装着して無理なくボルトで固定できる様なら大丈夫です。

 

無理に固定すると、走行中に圧入したブッシュがアームからずれていることが多くあります。

Biot 補修用ローター交換-1

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

20186573719.jpg

▲Biot 補修用ローター交換

 

 

GTR用のフロントオフセットキットの、補修用ローターの交換です。

20186573742.JPG

▲Biot ではローター交換を行っています

 

ローターを車両から取り外します。

2018657385.JPG

▲Biot フロントオフセットキット BNR32

 

洗浄して、ローターとベルハウジングを分解します。

20186573841.JPG

 

ブロックナットタイプのローターですので、ブロックナットは再使用し、ボルト、ワッシャーは交換します。

20186573658.jpg

▲Biot 補修用 goutローター ボルトセット

 

ブロックナットは一つずつ洗浄し取り付け部をワイヤーブラシ等で磨いておきます。

 

この時、装着していた場所に同じように戻します。 場所や向きを変えると、ベルハウジングの摩耗が多く発生する場合があるため、必ず同じ場所、回転方向に戻します。

 

ご購入時には、取扱説明書、組付け要領書が添付されていますので、センター出し、締め付けトルク等に注意しながら組付けします。

20186573959.JPG

▲Biot gout2ピースローター

 

 

Biotでは、組付け後に精密検査を三次元測定機で行います。

20186573627.JPG

▲Biot 組立ローター 精密検査

 

今回は、ベルハウジングの摩耗や変形もほとんどなく、ローターは摩耗していましたが、殆ど新品と同じ精度になりました。

 

交換したローターは、スリットが消え始めていましたので、交換時期になっています。

Biot では、スリットの深さを1.0~1.1mmで先端が曲面の工具で加工しています。

ローターが摩耗していくと、スリットは段々細くなり、1.0㎜位摩耗した時点で消えていくよう製作していますので、スリットの有無が摩耗限度となっています。

 

2018657367.JPG

▲Biot 補修用ローター交換 摩耗限度

ピロブッシュ/ピロボールジョイント S2000-1

こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。

 

201863224145.jpg

▲ピロブッシュ/ピロボールジョイント S2000

 

S2000 用のピロブッシュセットです。

 

AP1 AP2と型式で分かれているS2000は、リアのアッパーアームが異なっており、AP2のほうがアームの取り付け幅も広く、ブッシュ自体もおおきくなっています。

 

アームのみをAP1 とAP2で交換することはできません。

リアメンバーが違います。

 

もちろん、ブッシュも違います。

 

大がかりですが、そっくりメンバーとアームを交換する場合も多々ある様です。

 

Biot では、各製品毎に、レイアウトのイラストを作成し、単品でも購入いただけるよう、セットの商品コートと同じく、単品の商品コードも設定しています。

 

20186322440.jpg

▲Biot ピロブッシュ レイアウト AP1

 

詳しくは、Biot サスペンションピロブッシュ S2000 フルキットをご覧ください。

 

 

ページ上部へ