BRAKE
特注ブレーキローター-18 NISSAN KGC10
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot 特注ブレーキローター製作
今回の特注製作のディスクローターは、外径276㎜の2ピースローターです。
お車は、NISSAN KGC10、PCD114.3/4Hです。
純正は、274mmの1ピースローターです。
▲BiotではKGC10の純正ローターを計測
寸法を指定されてのご依頼でした。 現車と現品は確認できませんので、頂いた情報を元に簡単な図面を書いて、確認をいただき進めました。
余り細かな確認事項があると大変ですので、頂いた情報から、最小限の選択部分と確認事項をお知らせして、図面で承認をいただきます。
承認をいただいたからといって、装着できないものを製作しては、お受けする仕事として成立しませんので、こちらでは十分に考慮してお客様の負担を減らした内容で進行している感じになります。
ローター本体は、ホームページに記載されている他にもかなり設定があります。
その中から選んで使用する方が、次回ローターが消耗した際にも、安価で早くローターを購入いただくことができます。
もちろん適合が無い場合には、単品でも製作することは可能です。
今回は、ローター本体(補修用ローター)は、Biotの既存品の中から選択していただいて、ベルハウジングのみを製作しました。
ご確認いただいた簡単な承認用図面を元に、ベルハウジングは、車種からハブ外径を考慮して、装着可能な形状と寸法で設計します。
さらに今回は、130Zのハブを流用して使用するとのことで、130Zのハブに装着できる内径、組付け穴のPCDをKGC10の純正と変更して専用品を設計、製作しました。
▲Biotでは特注ベルハウジングを製作
▲BiotではKGC10の純正部品を計測
▲Biotでは130Zの純正部品を計測
Biot では、専用のディスクローターを設定し、あらゆる部分を専用設計することで、純正ローター以上の軽量化を実現しています。
軽量化に際し、必要部分はきちんと押さえ、強度、耐久性は十分に確保しています。
▲Biot では全て自社設計、自社規格で製作
汎用性を持たせない専用のディスクローターは、自社設計、自社制作以外では、簡単にはできません。
全てを同じスタンスで製作すると、莫大な数量の在庫が必要となるからです。
Biot では、データーを確認し一つ一つ見直しを行い、軽量化も含め、日々より良い製品づくりに取り組んでいます。
Biot gout2ピースローターは、パッドと同じように、低ダストで鳴きの発生を抑える様に開発されています。
ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。
▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定
最後に取付説明書と取扱説明書を入れて発送しました。
詳しくは、特注ローター製作をご覧ください。
【関連記事】当ブログの中の「特注製作」に関する記事一覧
Biot では、併設された工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。
MAZDA RX-7 FD3S Biot 純正交換 gout 2ピースローター 17インチ車 リア
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲MAZDA RX-7 FD3S Biot 純正交換 gout 2ピースローター 17インチ車 リア
FD3S17インチ車用のリア純正交換2ピースローターです。
サイズは、314φで、純正交換タイプですので外径、厚さは純正と同じです。
純正キャリパーは、片押しキャリパーでパーキングブレーキ兼用が採用されています。
▲BiotではRX-7/FD3Sのブレーキディスクローターを製造しています
Biot では、専用のディスクローターを設定し、あらゆる部分を専用設計することで、純正ローター以上の軽量化を実現しています。
汎用性を持たせない専用のディスクローターは、自社設計、自社制作以外では、簡単にはできません。
全てを同じスタンスで製作すると、莫大な数量の在庫が必要となるからです。
Biot では、データーを確認し一つ一つ見直しを行い、軽量化も含め、日々より良い製品づくりに取り組んでいます。
組付け後は、三次元測定機で精密測定を行い発送します。
▲Biot では全品三次元測定機で精密測定
最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。
▲Biot では全商品取扱説明書を付属
ローターの消耗後には、補修用ローターも販売しています。
▲Biot では全商品に補修用ローターを用意
詳しくは、リア 純正交換 gout 2ピースローター FD3S(17インチ) をご覧ください。
Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
取付工賃 FREE CAMPAIN オフセットキット/純正交換ローター
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲取付工賃 FREE CAMPAIN オフセットキット/純正交換ローター
BiotオフセットキットとBiot純正交換ローターのキャンペーンを行います。
期間中に、オフセットキット/純正交換ローターをご購入いただける方に、工賃が無料で取付作業を行います。
期間は、2018年10月1日~11月30日までになります。
製品ラインナップに無いお車も、お気軽にご相談ください。
製作可能な商品でしたら、できる限り対応いたします。
装着作業は、殆どの場合待ち時間で可能です。
ベルハウジングカラー変更、ドリルド加工等も別途オプションメニューでお選びいただけます。
R35 GTR フロントオフセットキット
装着 BMW F82 M4 純正交換 フロントgout2ピースローター装着
Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
Biot ブレーキオフセットキット アテンザ GJ MC前 リア
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot ブレーキオフセットキット アテンザ GJ MC前
リア 純正サイズは、277φの1ピースソリッドローターで、MC後と同じサイズです。
▲Biotでは、アテンザ/ATENZA GJ MC前用のブレーキディスクローターを製造しています
純正ローター径はMC前後で同じですが、パーキングブレーキのシステムが違い、互換性がありません。
パーキングブレーキは通常リアブレーキについていますが、片押しキャリパーがパーキングブレーキを兼用しているタイプです。
▲Biotでは純正パーキングブレーキに対応 アテンザ GJ系MC前は従来のワイヤー式のパーキングブレーキです。
アテンザ GJ MC前は、342φと320φの二つのサイズのリアオフセットキットが設定されています。
▲Biotブレーキオフセットキット アテンザ GJ MC前
リア パーキングブレーキのワイヤーは、少し調整が必要ですが、純正がそのまま使用できます。
ブレーキラインは、純正がそのまま使用できます。
オフセットステーやボルト類は、全て計測して画像で保存します。
▲Biotでは全品付属部品を計測
ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。
▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定
最後に取付説明書と取扱説明書を入れて終了です。
▲Biot では全商品取扱説明書を付属
詳しくは、リア ブレーキオフセットキット アテンザ GJ#FP/GJ#FW 前期 342φ、リア ブレーキオフセットキット アテンザ GJ#FP/GJ#FW 前期 320φをご覧ください。
Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
東京都瑞穂町自動車パーツBiotでは、物作りを一緒にやってみたい人を探しています。
Biot ブレーキセット Ver.Ⅰ Ⅱ Ⅲ
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot ブレーキセット
Biot では、ブレーキセットとして、車種別の商品セットをご用意しています。
ローター、ブレーキパッド、ブレーキラインのセットです。
個別にご購入されるより、価格はセットの割引価格で設定されています。
また、何を購入したらいいのか……と迷っている時には、キャリパーは交換しませんが、その他の全てのブレーキパーツを交換できる便利な製品です。
Ver. Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとあり、予算と使用用途でお選びいただけます。
Ver. Ⅰは、前後純正交換ローターのセット
Ver. Ⅱは、前後オフセットキットのセット
Ver. Ⅲは、前純正交換ローター、後オフセットキット
Ver. Ⅲは装着ホイールに制限がある場合や、フロントのキャリパー容量が大きな車種用に設定されています。
また、設定されていない車種の場合は、ご相談いただければ何かしら対応できると思います。
Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
Biot 補修用ローター交換-1
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot 補修用ローター交換
GTR用のフロントオフセットキットの、補修用ローターの交換です。
▲Biot ではローター交換を行っています
ローターを車両から取り外します。
▲Biot フロントオフセットキット BNR32
洗浄して、ローターとベルハウジングを分解します。
ブロックナットタイプのローターですので、ブロックナットは再使用し、ボルト、ワッシャーは交換します。
▲Biot 補修用 goutローター ボルトセット
ブロックナットは一つずつ洗浄し取り付け部をワイヤーブラシ等で磨いておきます。
この時、装着していた場所に同じように戻します。 場所や向きを変えると、ベルハウジングの摩耗が多く発生する場合があるため、必ず同じ場所、回転方向に戻します。
ご購入時には、取扱説明書、組付け要領書が添付されていますので、センター出し、締め付けトルク等に注意しながら組付けします。
▲Biot gout2ピースローター
Biotでは、組付け後に精密検査を三次元測定機で行います。
▲Biot 組立ローター 精密検査
今回は、ベルハウジングの摩耗や変形もほとんどなく、ローターは摩耗していましたが、殆ど新品と同じ精度になりました。
交換したローターは、スリットが消え始めていましたので、交換時期になっています。
Biot では、スリットの深さを1.0~1.1mmで先端が曲面の工具で加工しています。
ローターが摩耗していくと、スリットは段々細くなり、1.0㎜位摩耗した時点で消えていくよう製作していますので、スリットの有無が摩耗限度となっています。
▲Biot 補修用ローター交換 摩耗限度
Biot bremboキャリパー用 鳴き止めプレート
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot bremboキャリパー用 鳴き止めプレート
Biot では、bremboキャリパー用に何種類かの鳴き止めプレートを製作しています。
自動車メーカーの純正部品以外では販売されていない?と思います。
Biot 製のローターと、低ダストパッド/envieの組み合わせでは、殆ど鳴きは発生しませんので、必要ないと思います。
Biot 製のカーボンメタルパッド/effetを使用すると、少し鳴きが発生します。
他社メーカー等で高温用のパッドの場合も、少し鳴きが発生すると思います。
鳴きと言っても、Biot 製のローターに交換していると少しですので、気にならない方は必要ありませんが、『こんなパーツもあるんだ!』と何となく思っていてもらえればと思います。
他には無いパーツ、少しづつですが、考え付いたら作り続けています。
▲Biot ではbremboキャリパー用鳴き止めプレートを販売
詳しくは、鳴き止めプレートをご覧ください。
タイヤホイールからのカチカチ音...
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
走行中に、気が付いたら「カチカチ…」となった事はありませんか?
色々な音の種類もあるでしょうから、今回のお話が当てはまるかはわかりませんが、参考になればと思います。
走行中、特にハンドルを切って曲がろうとする外側のタイヤホイール辺りから、「カチカチ…」としている感じの時、ブレーキを交換した後でしたら、ブレーキから音がしている?と思いがちです。
▲アルファード 後期 Biot brembo 6Pot -R
もちろんブレーキは十分に点検する必要はあり、ブレーキに問題が無いとなった場合の話です。
ホイールのハブ取付面とローターのホイール取付面に、ホコリが固まったものや錆等が、ホイールを脱着したことで、つぶされている感じになっている場合があります。
ホイールのハブ取付面も傷がついて面が平らではない場合もあります。
ホイールのハブ取付面は、オイルストーン等で面を修正し、ブレーキはきれいに洗浄します。
▲Biot brembo 6Pot-R 380φ ドリルドVer.2
これでタイヤホイールを装着して走行してみると、嘘のように音は消えています。
原因は一言では言い切れませんが、いくつか思いつく事を書いてみます。
・タイヤ交換をした。
・外して保管していた別のタイヤホイールに付け替えた。
・サスペンション等の交換や調整でタイヤホイールを脱着した。
上記の様な条件で、大径のディスクローターと軽量のアルミホイールを装着している車両の場合に、ホイールの脱着後しばらく走行してから起こりやすい感じです。
対策は、脱着毎にホイールとローターの組付け面を清掃(洗浄)して装着する様にする事が一番です。
Biot フロントブレーキオフセットキット R35 GTR
▲Biot フロントブレーキオフセットキット R35 GTR
ブレーキオフセットキット、R35フロント用のご紹介です。
純正で、MC前は380㎜、MC後は390㎜のローターが装着されています。
純正で、R35 GTRは、brembo製の6Pot 6Potキャリパー、パッド、ローターが標準で装着されています。
MC前、MC後で付属部品は異なりますが、Biot 製の400㎜のディスクローターに交換できるキットです。
ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。
標準仕様はスリットローターです。
12ホール、12本スリットで強度、効率等も十分に考慮された設計です。
キャリパーを移動するオフセットステー、専用ボルトが付属しています。
ボルトも特殊サイズです。
R35専用の検品シートでサイズの確認画像を撮影します。
各構成部品も、都度計量を行っています。
ディスクローターは、組み立てして三次元測定機で精密測定を行います。
硬質アルマイト仕様のご注文も多くあります。
詳しくは、フロント ブレーキオフセットキット GT-R R35 MC前、フロント ブレーキオフセットキット GT-R R35 MC後をご覧ください。
ディスクローターの加工-2
▲Biot ディスクローター
ディスクローターの加工過程です。
いくつもあるローター素材の中から、製作に必要な素材をそれぞれ用意します。
素材を、旋盤加工します。
裏面→表面の順にそれぞれ専用のNC旋盤で切削します。
切削したら、種別が判るようマジックで表記を書き込みます。
矢印はローターの回転方向で、左右対称になるよう切削で削り分けます。
旋盤加工後は、マシニングセンターで穴明け、スリット(ドリルド加工)を行います。
ここでも回転方向とスリットの向きは重要です。
特注品の指定された仕様等も、都度加工します。
スリット加工までが完了したら、面研磨を行います。
研磨加工後は、単体バランスを計測し、必要に応じ専用のバランスウエイトを装着して高速走行時の振れ対策を行います。
研磨後のローターは、全品、三次元測定機で計測し、単品精度が合格した物だけが、完成品として在庫倉庫へ運び込みます。
検査不合格でも10/1000の不具合のため、再研磨を行って合格するまで再加工、再検査を行います。
ディスクローターの加工‐1もご覧ください。