2018年11月
MercedesBenz W221 純正交換ローター
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot MercedesBenz W221 純正交換ローター フロント
W221 AMG S63の純正交換フロント2ピース、リア3ピースローターです。
サイズは、フロント390φ、リア365φで、純正交換タイプですので外径、厚さは純正と同じです。
純正キャリパーは、フロント4Pot、リア2PotのAMGキャリパーが採用されています。
▲BiotではW221 S63のブレーキディスクローターを製造しています
純正ローターは、ドリルドが消えてしまっています。
純正ローターのドリルドは、貫通タイプではありませんでした。
▲Benz W221 S63 フロント純正ローター
▲Benz W221 S63純正ローター
今回の仕様は、ドリルドVer.Ⅰです。
▲Biot W221 AMG S63 純正交換2ピースローター フロント
▲Biot W221 AMG S63 純正交換3ピースローター リア
Biotでは、専用のディスクローターを設定し、あらゆる部分を専用設計することで、純正ローター以上の軽量化を実現しています。
軽量化に際し、必要部分はきちんと押さえ、強度、耐久性は十分に確保しています。
▲Biot では全て自社設計、自社規格で製作
汎用性を持たせない専用のディスクローターは、自社設計、自社制作以外では、簡単にはできません。
全てを同じスタンスで製作すると、莫大な数量の在庫が必要となるからです。
Biot では、データーを確認し一つ一つ見直しを行い、軽量化も含め、日々より良い製品づくりに取り組んでいます。
パーキングブレーキは通常リアブレーキについていますので、リアローターが3ピースローターになります。
▲Biot 純正交換 3ピースローター リア
輸入車は、純正でダストが多く、低ダストパッドに交換すると、効きが悪くなり鳴きが発生する様になります。
低ダストパッドを装着して、期待通りのパフォーマンスを得るには、ローターを交換するのが一番です。
Biot gout2ピースローターは、パッドと同じように、低ダストで鳴きの発生を抑える様に開発されています。
詳しくは、純正交換 gout 2ピースローター フロント S63 AMG W221、純正交換 Dナット 3ピースローター リア S63 AMG W221をご覧ください。
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Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
Biot brembo F50 キャリパーキット BNR32 324φ
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot brembo F50 キャリパーキット BNR32 324φ
純正サイズは、296φの1ピースローターです。
▲Biot ではBNR32用2ピースローターを製作
Biot では、BNR32のフロント用に326φのF50キャリパーを設定しています。
BNR32用には、ホイールの選択肢を多くするため、BNR32/V-Specの純正交換324φを使用したF50 キャリパーキットを設定しています。
ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。
標準仕様はスリットローターです。
アルミ製ベルハウジングとローター部で2ピース構造になっています。
▲Biot GTR/RB26用 2ピースローター
ブレーキラインは、純正が再使用できます。
キャリパーサポートやボルト類は、全て計測して画像で保存します。
▲Biotでは全品付属部品を計測
キャリパーサポートはボルトのネジ部の確認のため、ねじ込み確認を行っています。
▲Biotでは全品付属部品を計測
付属品、キャリパーサポートは重量を計測しています。
▲Biotでは付属部品の重量を計測
bremboキャリパーの付属部品は分かりやすいように別に梱包しています。
発送時の箱の中はこんな感じです。
ローターとは分けて、二つの箱で発送しています。
詳しくは、フロント Brembo F50 4Pot 324φ スカイライン BNR32(V-Spe除)をご覧ください。
Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
Biot フロントオフセットキット TOYOTA PRIUS/プリウス 30系
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
▲Biot フロントオフセットキット PRIUS/プリウス 30系
純正サイズは、255φの1ピースローターです。
▲BiotではPRIUSのブレーキディスクローターを製造しています
Biotでは、プリウス 30系用に300φのフロントオフセットキットが設定されています。
各純正部品の図面作成/リバースエンジニアリングを行うのと同時に、手作業ですがキャリパーの設定最大径を計測します。
純正から想定できる同じ厚さのローターに、キャリパーとブレーキパッドを仮装着して、パッド上面がローター外径から出ないサイズを検討します。
ローター素材は、Biot 製のFC-Rです。
標準仕様は8本スリットローターです。
アルミ製ベルハウジングとローター部で、2ピース構造になっています。
G'z18インチホイールは装着可能です。
今回は、BBS18インチも装着確認しています。
▲Biotでは装着ホイールのデーターを計測
ブレーキラインは、純正がそのまま使用できます。
▲Biotでは強度確保のためオフセットステーは特殊形状で製作
▲PRIUS純正ブレーキレイアウト
ブレーキラインを交換されたい場合は、別途純正交換タイプをお求めいただけます。
▲Biot 純正交換ブレーキライン
オフセットステーやボルト類は、全て計測して画像で保存します。
▲Biotでは全品付属部品を計測
ローターは組付けが終わったら、三次元測定機で精密測定を行います。
▲Biot では全商品三次元測定機で精密測定
詳しくは、フロント ブレーキオフセットキット PRIUS ZVW30/35をご覧ください。
Biot では、併設された認証工場で、常時、各部品の取り付け、特注品の製作を行っています。
商品開発 HONDA CRZ ZF-2
こんにちは、東京瑞穂町の自動車パーツ企画設計製造のBiot/ビオです。
CRZ ZF2 MC後のブレーキパーツを製作します。
ZF2の2015年8月のMCが行われて、リアブレーキが電動パーキングブレーキに変更されています。
ローター径も259φから282φに変更されています。
▲CRZ ZF1/2 純正リア 259φ
▲CRZ ZF2 後期 純正リア 282φ
キャリパーの装着位置も変更されています。
ZF1/2はワイヤー式のパーキングブレーキ兼用片押しキャリパーでした。
ZF2は電動パーキングブレーキに変更されています。
ブレーキラインもキャリパーの上から下を通る様に変更されています。
ブレーキ周りを分解して、画像データーを作成し、必要な寸法、コメントを書き込みます。
ローター、キャリパー、ナックル他、必要個所を図面化します。
この作業はリバースエンジニアリングと言われており、ちょっと困難ですが、出来上がると車両が無くてもリサイズなどが簡単に行えます。
Biotでは、特殊な三次元測定機を所有しており、形状のトレース機能を使用して、このリバースエンジニアリングに役立てています。